【お勧めETF】PFF(iシェアーズ 米国優先株式 ETF)の紹介

個人的には投資妙味は十分だと思われる、特にネット証券の個人投資家にも人気の米国ETF、PFF(iShares US Preferred Stock)の紹介をさせてください。

SBI証券の米国ETFの保有商品ランキングの上位五位以内にいつも入っています。(他はバンガード社のVT, VTI, VOO, VWOがランクイン)

概要

当該商品は米国のNASDAQに上場している投信(Exchange Traded Funds)です。運用会社はBlackRockという世界一の受託残高を保有する会社です。

配当利回り(18年6月末) 6.18%
経費率 0.46%
標準偏差(3年) 4.1%
ベータ値 -0.1
ファンド純資産残高(8/3) 16 billion USD

・PFFの魅力は何と言ってもその高い配当利回りであり、日本の株式・投信などではなかなか見つけられない水準かと思います。税金は基本的に(米国における課税(▲10%)と日本における配当課税(▲20%)、約3割引きで支払われますね。

・保有のコストは年間0.5%程度とインデックスファンドにしては、結構高い水準です。

・ベータ値というのは米国株式市場全体との相関を意味し、マイナスということは債券のように逆方向に動くアセットということになります。
(言い換えれば、同じ米国株式に投資したとしても、同じ方向には動かないため、投資先の分散に効果的なアセットということになります。)

◆基準価額推移(設定来)

・パフォーマンスは10年で6%であり、キャピタルゲイン(価格上昇)というより、インカムゲイン(利子・配当の分配)で得られるスタイルですね。(上の図でも基準価額自体は上がっていないことが分かると思います)
なお、毎月上旬頃に分配が行われています。

優先株式って何??

・優先株式とは何ぞやというところですが、イメージとしては、一般的な東証等で取引されている普通株式よりも安全、但し、株式なので社債よりも返済順位は劣後といったような属性を持つアセットクラスです。日本では伊藤園などが有名ですね。→こちら

投資家のメリット・デメリットとしては、
・普通株式よりも分配金が(普段も破綻した場合も)優先的に得られる
・配当利回りが高いことが多い
・市場によっては流動性が低い(米国は流動性高い)

参考として、企業側が発行するメリットとしては、
・議決権を持たせないで、資本を厚くすることが可能
そのため、日本では政府の公的資金注入(東電とか)だったり、スタートアップ企業の増資でよく使われています。海外では銀行等の資本増強策として用いられることが多いかと思います。

企業側が勝手に買い取る権利(コール条項といいます)がついている株式も多く、金利低下などの市場環境で、現在支払う企業側にとってプロダクトの配当コストが高いと思われてしまったら、買取されてしまうなどそんな性質があったりします。

投資家側で注意すべき点

・一番は投資先業種(セクター)の偏りでしょう。以下の通り金融が7割程度を占めます。リーマンショックの際のドローダウン(最大下落率)は▲70%と非常に激しい数字であり、これをどう捉えるかによります。その後は40ドル近辺で殆ど動きがありません。

下記の理由で自身のポートフォリオでも一定の割合を占めるプロダクトになっています。

・高配当であること(米ドルでの配当を原資として更に別の米国株式の買い付けが可能)

・優先株式で300銘柄超分散しており、リーマンショック以外のボラティリティはかなり限定的であることから、大きな価格下落の可能性は低いと考えている(むしろそう信じたい・・・)こと。

・他の米国株式で欲しいETFが、自身が買いたいと思う水準と比較して高すぎて買いづらいため、消去法的に買い増し。

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